概 要

・ホームページ制作に際して javascript は重要な役割を担っています。この作品は、日付処理を中心とした javascript の特徴的な部分の練習素材として制作したものです。

・この暦を表示した時点の年と、その前後それぞれ2年間、合わせて5年分の暦を自動生成します。

祝日

・国民の祝日は法律「国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)」に基づいて日付を特定しています。

-法文で日付を明記しているものはプログラム内に配列で保持しています。

-週と曜日で祝日を指定しているものはプログラムで再現しています。

-祝日が日曜日と重なった場合の振替え休日(第三条2項)については、プログラムで再現しています(例:2020年5月、2023年1月)が、大晦日が祝日となったケースには対応していません。

-第三条3項については、元々5月3日対策であったところ、その後の法改正で5月3日が祝日となり、今となっては該当するケースが無いため、プログラムで対応していません。

-天体観測の結果定まるもの(春分の日と秋分の日)は国立天文台が毎年2月始めに官報に掲載する「歴要項」を参照し、プログラム内に固定データとして保持しています。これについては、定期更新が必要です。

二十四節気と雑節

・二十四節気および雑節を季節を表す日本文化として暦に取り込んでいます。

・二十四節気、および雑節も天体観測の結果定まる日付であるため、春分の日、秋分の日同様、「歴要項」を参照し、プログラム内に固定データとして記憶しています。定期メンテナンスが必要です。

・「歴要項」は当年と翌年の2年分の掲載となるため、官報掲載となる2月初旬までは翌年と翌々年の日付が確定しないため、それまでその年の暦は「縮退版」として簡易こよみとなります。

-簡易こよみでは、日付と曜日のみとなり、国民の祝日、二十四節気、雑節は掲載されません。

-簡易暦の場合は、「年」選択ボタンをハッシュ(斜め線)入りで表示しています。

デザイン

・「暦」は日、月、年といった暦日に関する一般的な概念で、"日めくり"、"月間"、"年間"といった目に見える形にされたものは「暦表」というようです。「暦表」すなわち一般的に「こよみ」いわれるものではデザインが大きな要素となります。

・今回制作した「こよみ」では「Tempus Sans ITC」というフォントを使用しています。このフォントはデザインと実用性のバランスが良いと思いますが、あまり一般的ではないようです。必要な場合は、次の個人使用無料のインストールサイト MaisFontes からインストールできます。

・インストールできない場合は、2022年10月のこよみを 画像データ でご覧ください。

データの更新

・定期的にメンテナンスが必要な部分と時期

-春分の日、秋分の日 毎年2月初旬に官報掲載の「歴要項」からプログラム内配列に登録

-二十四節気、雑節  毎年2月初旬、同様に「歴要項」からプログラム内配列に登録

・その他の臨時メンテナンス

-時限立法などで国民の祝日に異動があった場合

-法改正によって国民の祝日が新設、廃止、移動、または定義の変更があった場合